フェバ


ある日の出来事。





天使ラヴィエルが、万物を愛する天使からたった一人の人間を愛する天使になってほどなく地上の時間で、一ヶ月が経過しようとしている。

「らりらりら〜」
素っ頓狂なほど底抜けに明るい歌を口ずさみ、街道を歩いていく人物を通りすがりの者たちは目を見張って、呆然と見つめた。
「ん?」視線に気づいたその人は立ち止まって律儀に挨拶する。「こんにちわ〜!」
「こ、こんに、ちわ」
すると相手は猫のような目を更に細めてにっこりした。
そうするとふんわりした雰囲気になる。
「私の愛する者たちは〜真白の翼を持っているぅ〜」
会釈すると再び歌い出し、町の方向へ歩いていく。
「お…おい、みたかい」
「み、みたぜ、相棒」
町から出てきた者たちは遠ざかっていく歌い手をぽかんとした眼差しで見送るしかなかった。「なんて、綺麗なひとなんだろう…!」
それからちょっと言葉を失って、二人は顔を合わせた。
「だけど、変だったよ…な?」
「あ、ああ。綺麗だけど、変だった」
壮絶なまでに整った美貌の主は、顔に似合わない明るい声で歌い続けていた。

ラヴィエルは幸せだった。
グリフィンと暮らし初めて一ヶ月。正常に戻ったときの流れの中、彼女は初めて心から愛おしいと思った人と暮らすことに喜びと幸福を覚えていた。
勇者だった頃のグリフィンの、天使だった頃のラヴィエルに対する告白。
地上に、残って欲しい。
その言葉に迷い、戸惑い、それでもラヴィエルは選んだ。
純粋なる天使の証、翼を捨てても自分の気持ちがいったい何なのか確かめたかった。
長い時間をかけてもいい。本当の人間の愛をしり、グリフィンと分かち合いたい。
一緒にしあわせになりたい。
グリフィンは笑ってくれた。笑って抱きしめてくれた。もう、手放さないと…。
だからラヴィエルは信じる。これからも信じ続ける。たった一人の愛しい勇者を。
「でも、ガブリエル様。グリフィンは相変わらず盗賊をやめてはくれません…」
義賊であるグリフィンは盗賊団の若き頭領。金持ちから金品を強奪し、貧しいところへ分け、自分もその金をいただいていきている…悪いことだと言い切るにはラヴィエルは優しすぎ、またグリフィンを愛していたためやめてくれとはいえない。
実際、その行為のお陰で今日生きる事ができる人々が居るのもまた事実。
「難しいことだらけです。人の世界は天の世界とはとても違います。
私は、人間も天使も、生きることの大変さは同じくらい大変だと思います。
…私は、この世界ではただの物知らずです。
グリフィンの役にも立てない…縋って生きて行くしかない自分が恥ずかしい」
ラヴィエルが物知らずだと言うことはありえない。
最初はクラスの低い天使であった彼女も、インフォスでの10年で勇者とともに成長し、教養ある立派な天使の一人として、尊敬すら受ける存在となっていたのだ。
ただ、人間界では勝手が違う。
空を飛ぶ翼も、治癒能力も、奇跡の力も失った彼女はその才能を生かし切れずにいる。
覚えるのは早い。ただ、知らないことが多すぎるのだ…。
特に違う、天使と人間の感情。
天使は心広く、深い愛情と慈しみを持って相手をいたわる、慈悲と加護の存在である。
人間は優しさも冷たさも、怒りも悲しみも深く複雑な意識を織り交ぜつつ、それを完全に理解することなく生きているのだ。
ラヴィエルはこれにまず戸惑った。
複雑な人間たち。天使のようにすべてを許すことができず、能力が制限されたものたち。でもその中で活路を見いだす人の生き方にラヴィエルは敬意を抱く。
決して、人間が天使に劣ることはないと、ラヴィエルは人間との交流で知った。
「でも、私は人間が大好きです。グリフィンが大好きです。
こんなに愛しいものたちに囲まれて生きるのは私にとって最上の喜びです」
ラヴィエルは小さく胸元で印を結び、祈りを込めて天を見つめた。
あの麗しき上級天使に報告と変わらぬ敬意と感謝を込めてラヴィエルは祈るのだ。
「ラヴィ、こんなところにいたのか」
「グリフィン?」
後ろから抱きすくめられて、少しラヴィエルは驚いた。
天使の頃は敏感だった意識も今はすっかり人間レベルになってしまっている。
でも、この驚きもまた新鮮で心地よいものなのだ。
「グリフィン、どうしたのですか?今日はみなさんと一緒ではないのですか?」
「あ?ああ、他の手下のことか。あいつらのことは気にしなくていい」
「あまり、みなさんに無理をさせてはいけませんよ」
「あーあ。…ラヴィは相変わらず口うるさいな。天使のサガってのが残ってんのか?
せいぜいこき使ってやるよ。勇者だった俺があんたにこき使われたくらい、な」
意地悪そうに笑ったグリフィンをまじまじとラヴィエルは見つめ、驚きとうろたえをその澄んだブルーの瞳に浮かべた。「私、そんなに貴方に無理をさせていたんですか」
「げ、違う、ラヴィ!」
「私…全然気づかなくて。無理をさせていただなんて…わたし」
うっすらと透明感をもった瞳に驚いたのはグリフィンである。
「違うんだよ。馬鹿だな、ラヴィは。ちょっとした冗談だよ。本気にすんなって」
「からかったんですか?」ふくれた子供のように上目遣いに睨んでくるラヴィエルがことのほか愛らしくて、グリフィンはラヴィエルの頬をなでた。
「私が冗談に免疫がないことを知っていて、グリフィンはそういうんですね。
本当に、意地悪なんですから。私、そういうの苦手です」
無垢な瞳が拗ねている。「10年も俺にからかわれてたくせに?」
グリフィンは少し笑ってから、真剣に彼女を見つめた。
「ラヴィは俺のこと、嘘でも嫌いっていわねぇんだな」
いつになく真摯な眼差し。告白されたあの日と同じ目に、ラヴィはほんのり頬を染め、小さく頷いて言った。「嘘でも、あなたが嫌いだなんていえません…」
グリフィンが瞳を優しく細めて、ラヴィエルの顎をそっと引く。
ラヴィエルは大人しくそれに従い…
「あ〜!発見〜!」
突然の声の乱入にグリフィンは慌てふためいて身をよじらせ、ラヴィエルははっとしたように声の主に反応した。「まさか……あなた!マト?!」
「やあ、ラヴィ。十年と一ヶ月ぶりだ」
ひょいと片手をあげてにっと笑う人物は、街道でのんきに歌を歌っていた…あの。
「だ、誰だ、一体」良いところを邪魔しやがって、と殺気めいた眼差しでグリフィンが闖入者を睨み付けると、紫水晶の瞳が笑って二人を見つめていた。
「初めまして、グリフィン。私の名はマト。
ラヴィの古くからの友人で、現役の天使で〜す」
銀色の髪が太陽にすけて朱金に染まる。
ラヴィエルは躊躇せずに走って、マトに抱きついた。「ラヴィ?!」
「マト!マト、マト!ああ、なんて久しいのでしょう。
最後に貴方に挨拶ができなくて、ずっと気に病んでいたのですっ」
グリフィンの抗議が聞こえているのかいないのか、ラヴィエルは嬉しそうにマトを見上げた。
整った美貌が不思議そうにきょとんとラヴィエルを見やり、ひどく優しげに笑う。
「あはは、気にすることないのだ、ラヴィ。あなたが人間とともに地上で暮らすことにしたとガブリエル様にお聞きしたときは心臓が口から飛び出すほど驚いちゃったが、ね。
でも、私には幸い翼がありますし〜、私がラヴィに会いに来れば問題なし!だよ」
「マト、あなたは相変わらず、本当にお優しいのですね」
目元を潤ませて、敬愛の眼差しを投げてくるラヴィエルに対し、マトはノンキに笑顔を返す。
「はは。マイペースなだけだよ。私は天使の中でも異端だからねぇ。
ところでさっきから私のことをもの凄い形相で睨んでいる格好良い彼が、君の伴侶なんだろう?名前は知っているけど、ちゃんと紹介してほしいかも」
伴侶、という言葉にラヴィエルはかすかに恥じらいつつも、頷いて、彼女はグリフィンを見た。「彼が…私の選んだ方、かつての勇者の一人、グリフィンです。…紹介が遅くなってごめんなさい、グリフィン。マトは私の天界でのとても大切な親友なのです」
「親友、な」苦虫つぶした顔で、グリフィンは渋々頷いた。
ちょっとだけ傷つく。マトの紹介に、「とても大切な」がついたせいだろう。
「確認しても良いか?」
「は〜い〜?」マトはのほほんと首を傾げる。
「あんた、なんか凄く綺麗な奴だけど、男、か?」
「はい、そうですね」
にこにことマトは答え、ラヴィエルの手を親しげに取った。
「可愛いラヴィ、あなたが元気そうでなによりだ」
「まあ、マトったら」
グリフィンは今度こそ、不機嫌さを隠しきれない面もちで頬を強ばらせた。
女性だというのなら、まだラヴィエルにひっつくのは百歩譲って許そう。
だが、男!よりによって、男!
ラヴィエルが嬉しがろうがなんだろうが、グリフィンは許せない。それだけは。
「ラヴィはもう俺のなんだよ!なれなれしくすんじゃねえ」
奪い取るように抱きしめると、ラヴィエルは吃驚した声を上げる。「ぐ、グリフィン?」
「あ〜、それはどうも、気がつかなくてすみません。
確かに、人妻に対して馴れ馴れしすぎました。つい、ラヴィが愛らしくて」
人妻、という言葉にこそばゆさを感じて、グリフィンは赤くなり、次の言葉にまた憤慨した。可愛い、だの、愛らしい、だのいろいろと気に障ることをいってくれる天使だ。
「あの…マト。私たちはまだ、その…け、結婚はしていないのです。
ですから、私はまだ…」
「ふむ」マトは頷いた。「ではまだまだ甘い恋人同士ってことかニャー?」
ぼぼぼぼぼっと火がついたようにラヴィエルは赤くなる。
マトは笑って、愛しそうに彼女を見つめ、極上の笑みを浮かべた。
「幸せそうで何より。あ、じゃあ、貴方の未来と再会を祝して…」
あっさりとラヴィエルの頬に口づけたマトに、今度こそグリフィンは激高した。

友人に逢えた喜びから、始終笑顔を絶やさないラヴィエルのその顔を見ていたくて、グリフィンは嫉妬を感じつつも、マトを受け入れざるを得なかった。
そのラヴィエルは、今、台所で嬉しそうに食事を作っている。
そういえば、天使も食事をするんだっけな。
出会った頃のラヴィエルを思い出し、グリフィンは薄く微笑んだ。
マトは興味深そうに家を見ていたが、やがてにこにこと切り出した。
「義賊をやっていらっしゃるそうですね」
「だから、なんだ?」お前に説教させる筋合いはない、と鋭い眼光でマトを見やると天使は穏やかに微笑んだ。動じてない。ち、とグリフィンは舌打ちする。
「やめるつもりは?」
「何でそんなことを聞く」
「単なる好奇心で〜ス!」
どうもこの天使は気を抜かせる。怒る気をなくしてグリフィンは仏頂面で答えた。
「…ない、な。俺がやめたとしても…俺の手下どもはどうなる。義賊で生計を立ててる連中の集まりだ。見捨てるわけにはいかねえ」
「なるほど」マトの紫の瞳がうっすら瞬く。「なにもかも、盗んでしまえばいいという昔の考えとは確かに変わったようだ。ラヴィエルのせいですか?」
「うるせえよ」苦々しく、グリフィンは呟く。
「グリフィン、マト、できましたよ!」
嬉しそうな美少女の言葉に、会話は終わる…。

「美味しかったよ、ラヴィ。今度来たときはガブリエル様や妖精たちにも食べさせてあげたいので、おみやげでなにか作ってくれないですか?」
「ええ、もちろん!」
ラヴィエルの心からの微笑みにマトは頷き、そして笑った。
「ここから飛んでっちゃうと目立つので、町を出てから翼を出すことにするのね。
…ラヴィ。元気で。あなたの翼はあなたの心の中に、いつでも純白の輝きをもってあなたを守り続けることだろう。天使であったことを誇りに思って、人間であることに自信を持って生きてください。私は、いつでもあの遠き空から見守っている」
優しい言葉にラヴィエルは頷き、ほんの少し涙ぐんだ。
「では、帰ります」
「俺が町の外まで送る」グリフィンが言いだした言葉に少し、マトは驚いて嬉しそうに頷いた。「有り難う。ラヴィ?」
ラヴィエルは頷いた。
……ラヴィエルの姿が見えなくなってから、グリフィンは切り出した。
「あんた、本当はなんのようで来たんだ?」
「ラヴィを連れ戻しにきたんですよ〜ん」
けろりと言ったマトにグリフィンは絶句して、ため息をつく。
「ま、そんなこったろうとは思ったが、案外あっさり認めるんだな」
「ん〜、正確に言えば、ラヴィエルが本当に人間になれるか、見届けにきたんです。
私、彼女のこと愛してますから」
「!てめえ」
「違うんです、グリフィン。私は確かに彼女を愛していますが、ここが難しいところで天使の愛と人間の愛は違うんだなあ…」
「どういうこった」
「…ラヴィは天使でした。どうあがこうと、それは事実です。消しようもない。
天使は愛を知っても恋は知りません。それは人間の感情ですから」
「人間の感情…」
「天使はすべてを愛することができます。たとえ愚かな魔性でも、慈悲と労りの心をつねにその胸に抱き続ける。人は愛を知っていますね。家族愛、友愛、そして恋愛感情。
恋という感情から、やがて愛に変わっていきますよね、人間の「愛」は。
天使は「恋」から「愛」に変わるその課程を知らないんです、つまりそうやって変化する「愛」をしらない。「愛」でもいろいろ違いますしね。天使の愛と、人間の愛が違うと言ったのはそれです」
「じゃあ、ラヴィは、俺を、愛していないってことか!?」
耐えかねてグリフィンは叫んだ。
「俺を選んでくれたのは、天使の「愛」の感情のせいか?!」
「それだけで天使は自分の命ともいえる翼を捨てたりしませんって」
マトはなだめるように言った。
「天界という天使の世界を、生まれたときから一緒にあった有るのが当たり前の翼を、神から授かった力を…すべてを、捨てたのは、そんな感情じゃあ動けません。
ラヴィはあなたのために、あなたを思い、恋を知りかけている。
まだまだ発展途上で、子供じみた恋ですが、いつかあなたを本当に幸せにできる感情を与えてくれるそんな愛に変わりますよ」
「………」グリフィンは唇をかんだ。重い言葉だ。実際は。
自分は半ば無理矢理自分のためだけにラヴィエルを地上にとどめた。
他の勇者にわたしたくなくて、誰より愛しくて、天に帰したくなくて。
「でも、ラヴィは、幸せそうでした。とても幸せそうでした。
だけど、少しあなたのことを気に病んでいた。盗賊のこと。自分が役立たずなこと。
おっと、そんな顔しないでください。ラヴィの考えですよ。
不思議ですか?
―――でも、私は、天使だからね」
「俺のせいか」
「さあ、どうでしょうね。でもラヴィを幸せにしないと私はおろか、天界中のいろんな天使に睨まれてしまいますよ…!彼女はとても、可愛がられた天使でしたから。妖精やガブリエル…彼女の友人、さまざまな天使たちにね」
くすくすとひとしきりマトは笑い、にっこりした。
「贈り物があります」
差し出したのはマトと同じ目の色の宝石が閉じこめられたペンダント。
手のひらで転がすと夜空の星を映しこんだように、きらきらと瞬く。
「知っての通り、天使の贈り物は素晴らしい物ばかりなんだよん」
「ああ。そーだな…確かに今までラヴィから受け取ったのはいろいろ役に立った」
「でしょう?可愛い娘の伴侶ですから、このメティ、奮発しちゃいました」
「むすめ?メティ?あんた、一体…」
困惑してグリフィンが尋ねるとマトはうすく微笑んで、翼を広げた。
「メティは私の真名に近い、愛称。マトよりもどちらかというとメティ。
彼女がリーヴより、ラヴィと呼ばれるように。
わたしもマトより、メティが近い♪」
唄うように応えながら天空を翔け抜けるように大きな翼が広がる。
四対の、大きな大きな翼を。
「彼女は多分知らないかと思いますが、実は私、すんごい年寄りなんだ〜コレが!」
真面目な顔してマトは言う。
「彼女のことを気に入って、仕事さぼって彼女と一緒に勉学を学んだり、遊んだりしたんだが…なんだか私からしてみれば、友人であると同時に自分の娘のような気分でね」
くっく、と喉で笑う。
「可愛くて可愛くて仕方ない天使の娘が、地上に降りることを決意する。
辛そうなら、私は天へ連れ戻す気だった。失った羽は戻ってこない。だったら私の翼を分けてでも、彼女を私の元へ…なんてね。いらぬ心配だったけど。
…娘を、ラヴィエルをよろしく頼む」
「あんた…」
「そうだ。君には教えておこう」
悪戯っ子の笑顔でマトは口を開いた。
「私の名は…」

「全く、突然地上に降りるなんて聞いていませんでしたよ」
美しい天使の言葉に彼はあちゃあといった感じで頭をかいた。
「はは。やっぱりガブリエルにはバレちゃうか〜」
「メタトロン」
かつてのラヴィエルの上司は美しくため息をこぼす。
「天使を総括する貴方が、責務をほうって地上に行くなど」
「ラヴィが心配だったのだよ」
楽しげにマト…メタトロンは笑った。「お陰で楽しかったけど」
天使の頂点を極める主が簡単に名を明かすことは殆どない。
それでも彼に気に入られたものは、彼の名にごく近い愛称を譲り受ける。
―――マト、あるいはメティという愛称を。
「あなたというかたは」
「怒られるな、ジブル」美貌の天使長はごく少数しかしらないガブリエルの愛称で彼女を呼んだ。「でも、何故か気分は複雑だ。こういうのをなんというのだろうね」
苦笑するようにガブリエルは笑う。
「メタトロン…」
「今までたくさんの天使たちが育つところを見てきたが…旅立たれるとなにやら寂しいな。雛鳥の巣立ちを見送る親鳥のような…」
「ふふふ、メティ。あなたの思いを人間風に表す適切な表現があるのですが」
「へえ、それはなにかな。ジブル、聞かせてくれ」
天使は歌うように言った。
「娘を嫁に出す父親の気分というものですわ」
「………うにゃぁ〜」
彼のとうとう表した苦いような表情をみて、ガブリエルは静かに笑った。
全くその通りだ。マトは、苦笑した。

マト、天使の長メタトロンがおくったペンダントによって、グリフィンとラヴィエルを中心に町はだんだんと豊かになっていった。
やがてグリフィンにもその仲間にもまともな「昼間の職」がみつかり、夜の仕事がだんだんと減って行く……それはまた、別の話。

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atogaki⇒ 古いです…ごっつ古いです…耐えられなくって思わず修正加えちゃった程度に古いです。ようは精神破壊を起こしちゃう程度ってことなのね!(涙)フェバ1のほうです。2はやってません(苦笑)なんとな〜く書いたSS。またもオリジがデバってるのです(笑)笑って忘れて…。




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